A Cup of Coffee

英語初心者の大人女子がフィリピン+カナダの2か国留学を得て、現地での仕事や日常生活を通して体験したことを書くブログ。

フィリピン留学を成功させる2つのポイント!

留学の成功=英語の上達?

これまで、フィリピン留学のメリットとデメリットについてお話してきました。

フィリピン留学に行く目的は人それぞれだと思いますのが、私は旅行や息抜きというよりも、せっかくお金と時間を費やすのだから、英語をしっかり習得したいと思っていました。

今回は私のように、とにかく本気で英語を学びたい人がフィリピン留学を成功させるにはどのようなことを心掛ければ良いかをお話したいと思います。

①英語環境に身を置く

私は言語の使用頻度・使用量と習得速度は比例すると信じています。

フィリピン留学は、同じ学校内の日本人比率が欧米と比べて多くなると思います。

ところが、工夫次第で身の回りを英語環境にすることができます。

 

先生と仲良くなる

これまでにも話したように、フィリピン人の先生は基本的にとてもフレンドリーです。

そして、マンツーマン授業が多いので、自然と生徒と先生の距離は近くなります。

さらに、日本人の生徒と接する機会が多いこともあって、多くの先生が日本人の文化や習慣をある程度知っていて、こちらが拙い英語で伝えようとしていることを、うまく汲み取って理解してくれます。

そうして授業を重ねていくうちに先生と自然と仲良くなり、「じゃあ今度遊びに行こうよ」なんて話にはよくなりました。

放課後(とくに金曜日)や休日にカフェでお茶したり、誕生日パーティーに招かれたこともありました。

授業とは違ったカジュアルで日常的な言い回しや、女性同士ならではの会話から学ぶ英語表現があり、授業以外で英語を話すことも大切だなと思いました。

ルームメイトと英語で話す

ほとんどの語学学校では、ルームメイトが日本人であるかどうかは運次第だと思いますが、日本人ではなかった場合はラッキーだと思っていいでしょう。

朝起きてから寝るまで、英語を使うことができるからです。

そして、そのルームメイトと馬が合えば、その子の友達とも仲良くなるチャンスが訪れ、どんどん英語を話す機会が増えていくからです。

仮に二人の間にトラブルが生じても、英語でコミュニケーションをとらなければなりません。

このように英語を強いられる環境は、英語の習得という面において最適だといえるでしょう。

また、ルームメイトが日本人の場合でも、敢えて英語でコミュニケーションを取るようにすることをお勧めします。

初めはなんだか恥ずかしいですが、慣れてくると抵抗は無くなります。相手も同じくらい本気で英語を学びたいと思っている人なら、二人でお互いを高め合い、いい勉強のパートナーになれるかもしれません。

また、一緒に外で英語を話している時には、先生や日本人以外の学生も話に入って来てくれたりするので、これも英語を話す機会が広がるチャンスです。

初めが肝心です!

一度日本語で話し出すと、英語に戻すのは結構大変なので、ぜひ自己紹介から英語でスタートしてみるといいでしょう。

②授業時間を最大限活用する

日本の学校教育のスタイル、先生に対する敬意の表示など、日本の複雑な文化や習慣からか、多くの日本人は授業に対する姿勢が受動的だと思います。

とてもよく先生の話を聞くし、先生の授業の進行スピードに合わせてついて行きます。

しかし、私はフィリピン留学のマンツーマンクラスでは、自分が授業内容を決めるくらいの姿勢でいいのではないかと思いました。

なぜなら、その授業は自分ひとりのためのものだからです。

何を学びたいのか、どこで躓いているのかを明らかにして授業に取り組んだ方が、学びも多く、限られた授業時間を活用できると思いました。

教科書を進める(予習)⇒疑問を解決する(授業)

私は必ず予習・復習をするようにしました。

とくに、予習には時間を割き、授業の前に先生に質問したいことがわかる状態にしておきました。

例えば、Writingの授業なら、授業の時間を使って書いていたら、時間がもったいないと思ったので、予め自分で書いたものを持って授業に出ました。

そして、先生に添削してもらい、自分の間違いを知ったり、正しい言い回しなどを教えてもらうようにしました。

Readingも同様に、授業の時間を使って読むのが時間を無駄にしているような気がしたので、予習の段階で読んでしまい、辞書を使っても意味がわからなかった文や単語などを聞くようにしました。

そうして、文脈から読み取れる意味や、新しい表現などを教わりました。

Speakingだけは相手が必要なので、授業内での実践が必要です。

しかし、ただ先生に聞かれたことを答えるだけではなくて、先生に逆に質問したりすると、その答えから、新しい単語や表現などを学ぶことができました。

最後にListeningですが、私はListeningの授業は他の教科に変更してもらいました。

それは、授業内でする必要はないと思ったからです。音声の再生とストップのボタンを押してもらうだけのために先生は居て欲しくないと思ったのです(笑)。

音源をもらって、自分の時間で教科書を進めていくようにしました。

このように、自分の授業を好きなようにカスタマイズできるのです。

これがフィリピン留学の最大のメリットと言っても過言ではありません。

結果、この方法で私の英語力はムキムキと成長していきました。

まとめ:フィリピン留学を成功させる2つのポイント

①ルームメイトや先生と良い関係を築き、できるだけ英語を話せる機会を増やす。

②予習の段階で疑問点を抽出し、授業でそれらを明らかにする。⇒授業時間の最大活用!!

 

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