A Cup of Coffee

英語初心者の大人女子がフィリピン+カナダの2か国留学を得て、現地での仕事や日常生活を通して体験したことを書くブログ。

カナダ留学/ワーホリ【シェアハウスについて】

カナダのシェアハウスってどんなところ?

前回はカナダでのホームステイについてお話しましたが、ここではシェアハウスについて私の体験を話したいと思います。

トロントは一軒家はもちろん、アパートやコンドミニアムの家賃がとても高いので、シェアハウスという滞在方法はカナダ人、留学生に関わらず普及しています。

私はこれまでアパートの一室にカナダ人の女性と、一軒家にカナダ人家族ともう一人のカナダ人女性と滞在したことがあります。

どちらも自分の部屋があって、キッチン、バスルーム、リビングルームをシェアするという形でした。

シェアハウスなので一般的には消耗品は自分で購入し、食事も個々で取ります。

どちらの家も基本的な家具や食器・調理器具などはすべて揃っていたので、引っ越した後すぐに生活を始めることができました。

シェアハウス探しの7つのポイント!

ここでは、私がどのようにしてシェアハウスを探したかをお話ししたいと思います。

シェアハウス募集の情報はe-maple, Craigslist, Kijijiというウェブサイトから見つけ、気になったところに直接連絡して内見させてもらいました。私は数件内見し、一番気に入ったところに決めました。

内見の際は防犯上、一人で行かずに誰かに付き添ってもらいましょう。

シェアハウス経験者ならアドバイスももらえて尚良いと思います。

実際に私が探すときに気を付けて見たポイントがいくつかあります。

①家賃・デポジットの有無

まず気になるのは家賃です。自分の資金に見合ったものを対象に見ていきました。

さらに、多くのオーナーが、入居を決める時にデポジット+1か月目の家賃の支払いを請求しますので、予めどのくらいの予算になるか知っておく必要があります。

デポジットは退去月の家賃やその一部に使われることが多いです。

多くのシェアハウスでは水道光熱費+インターネット料金が家賃に含まれていますが、確認が必要です。

②最寄駅から家までの所要時間・手段

通学は毎日のことになるので、できるだけ学校から近い方がいいですが、私はそれよりも、最寄りの地下鉄の駅から家までの距離や手段に重点を置きました。

③トロントの冬はとても厳しいので、できるだけ外を歩かなくて済む方法を選んだ方がいいと思うからです。

例えば、徒歩15分とバスで20分(バス停は家のすぐそば)の家であれば、最寄り駅から遠くても迷わずバスで20分の方を選ぶでしょう。

④スーパーが近くにあるか

シェアハウスに引っ越すと自炊をすることになるので、食品の買い出しに行く必要があります。

私は節約のためにできるだけ自炊をしようと思っていたので、家や最寄り駅の近く、または最寄り駅から家までの道中にスーパーがあるかどうかもチェックしました。

ドラッグストアや銀行なども近くにあるとさらに便利です。

⑤バスルーム・キッチンのシェア人数

シェアハウスによっては、かなり多くの人数でバスルームとキッチンをシェアしているところもあるようです。

できるだけ自分の好きなタイミングでバスルームやキッチンを使いたいので、2人でシェアできることろを探しました。

⑥ランドリーの場所と料金

私が住んでいたアパートではランドリー室が地下にあり、家賃にランドリー料金が含まれていませんでした。

ランドリーカードにお金をチャージして使用していました。

一軒家の時は屋内に洗濯場があり、ランドリー費込みの家賃家賃でした。

頻繁に洗濯する場合は費用も嵩むので、家賃に含まれていない場合は、それも含めて毎月いくらになるか確かめておくといいと思います。

古い建物の場合、屋内に洗濯機はなく近くのコインランドリーまで行って洗濯するケースもあるそうです。

冬は外に出るのが億劫になるので、どこで洗濯するのかも重要です。

⑦ハウスルール

ほとんどのシェアハウスではペットや喫煙は禁止です。

シャワーの使用時間ゲストの有無宿泊の有無などのルールがあるところは多いです。

自分がそのルールの中で快適に暮らせるか予め考える必要があります。

また、退去連絡の期日が設けられているところもあるので、それも知っておくといいでしょう。

シェアハウスのメリット☆

自分の好きなものが食べられる

ホームステイの後シェアハウスに来て、自分の好きなものを好きな時に食べられることがとても嬉しかったのを覚えています。私はもともと自炊が苦ではないので、自分で食品の買い物ができ、料理をする楽しみも増えて一石二鳥でした。

私のように食べることが大好きな人は、食事に決定権があることで生活が楽しくなるでしょう。

他人からの干渉がない

シェアハウスでは完全に自立した生活になります。

ホームステイに住んでいた時は家族にお世話になっていたので、何かと気を使いましたが、シェアハウスではハウスメイトに逐一どこに行くとか、何時に帰るとかの報告はしないので、開放的な気分になりました。

一人で居たい時は自分の部屋で過ごし、話したい時にはリビングやキッチンでゆっくりするなどして、ハウスメイトとの良い距離感を保つことが大事だと思います。

新しい人間関係ができる

もし、一緒にシェアをする人と良好な人間関係が築ければ、学校や職場での付き合い以外で楽しい時間を過ごすことができるかもしれません。実際に私が初めてシェアハウスに住んだ時のハウスメイトはとても優しくてフレンドリーなカナダ人の女性で、私はまだカナダでの自立生活に不慣れでしたが、いろいろなことを教えてもらったり、車で一緒に買い物に連れて行ってもらったりしました。彼女とは今でも連絡を取り合っているので、とてもいい出会いだったなと思います。

シェアハウスのデメリット★

出費が多くなる

シェアハウスに移ると、家賃に食料品や日用品の出費も加わります。

家賃や日々どれだけ節約して生活するかにもよりますが、一般的にホームステイの滞在に比べると出費は多くなると思います。

ハウスメイトの騒音が気になる

シェアハウスによっては、騒音に関するハウスルールが無い、または守られていないこともあります。

大きい音量で音楽をかけたり、友達を招いて大騒ぎをしたりすることがあります。

事前にルールがあることを確認し、守られていないようなら直接伝えるか、オーナーに相談するといいでしょう。

掃除・ゴミ出しなどの義務

シェアハウスになると、共用部の掃除やゴミ出しを自分たちでする必要があります。

ハウスメイトがしてくれない場合は毎回自分がすることになり、ストレスを感じるかもしれません。予め役割分担をしておくといいでしょう。

 まとめ:シェアハウス生活の楽しみ方

いいシェアハウスを見つけるためには、しっかりと下調べをして自分の希望条件を満たすとことを見つける必要があります。

わからないことは、内見時に積極的に質問しましょう。

入居後もハウスメイトとの間でトラブルが起こる可能性があるので、それを防ぐためのハウスルールがあることも大事なポイントです。

シェアハウスで生活するようになると、ホームステイの時には気づかなかった新しい発見や学びがあると思います。

自分の住む環境を整えて、カナダでの自立生活を存分に楽しみましょう!

 

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