カナダ留学/ワーホリ【語学学校について】
カナダの語学学校ってどんなところ?
今回は私がワーホリ中に行った語学学校についてお話したいと思います。
私はトロントで2つの語学学校に通いました。
現地の語学学校は様々なプログラムを設けていて、一般英語からビジネス英語、そしてケンブリッジ英語、IELTS、TOEFL、TOEICなどの英語試験対策コースまで充実しているので、自分の目的に合わせて選ぶことができます。
基本的にはどこの学校もグループクラスで、1クラスに最低でも10人以上の生徒がいると思っていいと思います。
私はトロントに来る前にフィリピン留学をしていて、日常会話ができる程度の英語力だったので、トロントのカレッジ入学レベルまで英語を伸ばしたいと思っていました。
それでは、私が実際に通った2つの学校についてお話したいと思います。
Quest:アットホームで楽しいクラス
私はまず日本から留学エージェントを通してQuestという学校に2か月の申し込みをしました。
申し込みの前にエージェントが私の希望を聞いてくれた際に、私はアットホームでEnglish Only Policyを徹底している学校がいいと伝えました。
学校初日はレベルチェックテストとオリエンテーションを受けましたが、すべて英語で行われたので、改めてフィリピン留学に行っておいて良かったなと思いました。
レベルチェックテストの結果、私はIntermediateクラスに入りました。
希望通り、クラスはアットホームな雰囲気で、先生との距離も近く感じました。
経験豊富で頭のいい先生に当たったこともあって、毎回興味深いテーマで授業が行われたので楽しかったです。
これまでフィリピンで先生とマンツーマンや少人数のグループクラスで英語を話していたのですが、ここでは大きいクラスの中で英語を話す良い練習ができました。
カナダではいろいろな国から来た人たちと友達になりたいと期待を膨らませて来たのですが、クラスメイトの8割が日本人と韓国人で、フィリピンに居た時とあまり変わらない環境だったのが少し残念でした。
学校の建物は小さめで、お昼休憩の時に電子レンジ待ちの列ができ、ラウンジのテーブルを確保するのも大変だった覚えがあります。
一番残念だったのは、English Only Policyがあるにも関わらず、休憩時間になると同じ国籍の生徒同士で集まって自分たちの言語を話しているグループがいくつもあったことでした。
ポリシーは掲げられているけれど、厳密には守られていないようでした。
ILAC:国籍が豊かで大規模な学校
Questでの2か月を終え、別の学校に行こうと決意した私は、現地のエージェントを通してILACという学校に申し込みました。
体験入学後、自分で申し込んでも良かったのですが、エージェントを通した方が授業料が安くなるということだったので依頼しました。
さて、ILACでの主な目標はカレッジに入るためのIELTS対策コースをとることでした。
ここでも、初日はオリエンテーションとレベルチェックテストがありました。
初日から驚いたのは、学校の規模の大きさでした。
生徒の人数がQuestの時より何倍も多く、国籍もバラバラでした。
これぞ私が求めていた環境だと思い、ワクワクしていました。
入学テストの結果はPre-Advancedということで、IELTS対策コースの受講が可能になりました。
着実に英語力が付いてきていることを実感すると同時に、知らない単語がかなり増え、一気に難しさがアップしたように感じたのを覚えています。
学校が変わったこと、受講コースの英語レベルが上がったこともあって、クラスの雰囲気はかなり変わりました。
アジア人は数人しかおらず、大半は南米やヨーロッパの生徒でした。
アジア系の比較的大人しい生徒とは違い、積極的に発言して先生に質問していく姿勢に圧倒されました。
ここでは試験問題を解くテクニックなども学びながら、試験対策用の練習問題を解いて慣れていくような授業でした。
3か月間学校に通った後、一度その時点でのレベルを知るためにIELTS試験を受けましたが、結果は5.0とカレッジ入学レベルにはまだ満たない結果でした。
語学学校選びのポイント
日本から長期の申し込みはしない
準備編でもお話しましたが、やはり語学学校は日本から長期の申し込みをするのではなく、現地に来て体験入学をしてから申し込むことをお勧めします。
時期によっても国籍バランスや生徒人数は変わってくるようです。
私の場合は日本からの申し込みでしたが、幸いにも期間が2か月と短かったので、その後別の学校に変えるということができました。
英語習得の目的を明らかにする
語学学校やコースの選び方は、英語レベルや目的によってかなり変わってくると思います。
私のようにカナダにカレッジに行きたい人は、まずTOEFLやIELTS対策コースの受講条件を満たす英語レベルまで、一般英語コースで勉強する必要があります(こちらのほとんどのカレッジでは、TOEICでの英語レベルの証明はできないので注意してください)。
単に英語力といっても、ある程度のレベルに達すると、何のために英語が必要なのかを問われてきます。
効率よく英語力を伸ばすためにも、できるだけ早い段階で英語を勉強する目的を明らかにすることは大切だと思います。