A Cup of Coffee

英語初心者の大人女子がフィリピン+カナダの2か国留学を得て、現地での仕事や日常生活を通して体験したことを書くブログ。

カナダ留学/ワーホリ【準備編】

カナダ留学前の準備

さて、今回からはカナダ留学についてお話したいと思います。

カナダの留学にもいろいろな種類がありますが、私はトロントでワーホリ⇒観光⇒学生と異なったビザステータスで、何度か日本とカナダを行き来しながらカナダに滞在してきました。

留学エージェントからの情報に詳しい準備の方法などの説明があると思うので、ここでは、私の経験から得た学びを中心にシェアしていきたいと思います。

エージェントは必要か?

おそらく多くの人が、留学についてネットで情報を集め、エージェントに相談するところから始めると思います。

私も初めての時はそうでした。カナダについて何も知らないし、カナダ留学の経験がある友達が身近に居たわけでもなかったので、相談に乗ってもらって少し留学のプランが明確になったと同時に、安心したのを覚えています。

一方で、限られた費用の中で留学をしたいという人は、エージェントが提供しているプランや学校が自分に合っているのかすべてのサービスが本当に必要かということは考える必要があります。

例えば、私のは現地オリエンテーションは要らないだろうと思って省きましたが、現地到着直後、ホストファミリーが銀行に付き添ってくれましたし、携帯の契約もネットから情報を得て自分で契約しました。

空港のピックアップに関しては、タクシーを使えばコストを削減できると思います。

たくさんの情報がわかりやすくネットに載っているので、英語でどう伝えるかさえシュミレーションしておけば、なんとかなるはずです。

こういう時、フィリピン留学で基礎英語力をつけておいて良かったと思いました。

語学学校申し込みのポイント

語学学校の申し込みはエージェントを通した方がお得なことがあります。

キャンペーン価格で、自分で申し込むより授業料が安くなることがあるからです。

しかし、ここで大切なのは長期間の申し込みをしないことです。

エージェント側も、できるだけ留学生の希望にあった学校を選んでくれている(そう信じたい)と思いますが、万が一自分に合わなかった場合、後で他の学校に変更できるからです。

もっと言えば、学生ビザでない人は、現地に来てから申し込んでもいいわけです。

実際に学校では、体験入学を無料で提供しているところもあり、いくつかの学校を比較して、一番自分に合っていると思ったところに入学することも可能なのです。

特に国籍の比率やクラスの人数などは時期によっても変動があり、次期によっては半分以上日本人とか、日本人と韓国人しかいないなんて状況になり兼ねません。

クラスの雰囲気は英語の習得速度にも大きく影響するので、予め自分で確認して入学するといいと思います。

ビザ申請のポイント

多くの人がカナダに来てから後悔するのが、ビザの選択です。

自分の目的やプランに合ったビザを選ぶことはとても大切です。

私はとにかく早くカナダに行きたいと思っていたので、ビザの知識も浅いままに、留学資金を十分貯めずに日本を出発してしまいました。

もし資金が充分あったなら、観光ビザ⇒学生ビザ⇒ワーキングホリデーの順で使ったと思います。

というのは、観光ビザと学生ビザでは仕事をすることができないからです。

観光ビザでは、最長6か月のカナダ滞在ができます(延長も可能ですので、延長すれば1年になります)。

観光ビザで語学学校に通うこともできるので、その間に英語力をカレッジ入学レベルまでアップさせ、その後学生ビザでカレッジに入学します。

カレッジを卒業すると、Post-Graduation Work Permitという一定期間カナダ国内で働けるビザが発行してもらえ、その後さらにワーホリ申請(30歳以下)をすれば、例えPGWPが切れても丸々1年追加で働くことができるのです。

そうすれば、日本とカナダを何度も行き来せずに、カナダで豊富な英語力と就労経験を得て、永住権の取得にも有利な立場に立つことができると思います。

これから留学へ行かれる方は、ぜひ将来を見据えて、慎重にビザ選択をしてください。

航空券の手配のポイント

私は、留学に行くまで自分で航空券を購入したことがありませんでした。

初めてカナダに来た時も、エージェントに紹介された旅行会社から割高な直行便の航空券を購入しました。

今思えば、自分でネットで安いフライトを探せばよかったのになと反省です。

私が良く使うのはSkyscannerという比較サイトです。良ければご参考までに。

海外旅行保険加入のポイント

海外旅行保険についてはフィリピン留学のテーマの時にもお話しましたが、ここでも国内で海外旅行保険に加入するのを私はお勧めしません。

今回はフィリピン留学の時と違って、クレジットカード付帯の海外旅行保険は滞在期間の関係で、すべてをカバーすることはできないと思います。

しかし、カナダの外国人渡航者向けの医療保険であれば、日本の保険の半分以下の保険料で加入することができます。

私のお勧めは、Guard Me(学校通学予定者のみ)、Johnson Fu、Blue Crossなどです。補償内容と保険料などを見て自分に合ったものを選んでもらうといいと思います。

日本からでもカナダ現地でも簡単にオンラインで申し込みできます。

私のように日本の海外旅行保険に高額の費用を払って後悔する方が一人でも減ることを願っています。

ホームステイ申し込みのポイント

学校やエージェントがホームステイ先を手配しているように、多くの留学生の最初の滞在先はホームステイだと思います。

ところが正直、ホームステイは当たりはずれがかなりあります

また詳しい体験談は別の記事に書きたいと思いますが、複数の友達の話などを聞くとかなり酷い状況もあるようです。

したがって、2か月以上の申し込みはしないことをお勧めします。

もちろん気に入れば滞在延長を依頼すればいいですが、もし引っ越したいと思った時に、2か月の期間があれば、次の滞在先を決めることができると思うからです。

現地の情報サイト emaple (日本語)、Craigslist (英語)、Kijiji(英語) などでたくさんの入居者募集の情報が見れると思います。

新しくホームステイ先を見つけてもいいですが、コストや自由度などの面で、現地の留学生に人気なのはシェアハウスです。

自分に合った滞在方法に切り替えられるように、最初のホームステイ短期で申し込みましょう。

スマホの持って行き方

かつて、私はスマホ2つ持ち(日本用とカナダ用)という面倒なことをしていました。

もし日本で使っているスマホをカナダで継続して使いたいと思っている人は、SIMフリーまたはSIMロック解除済みのスマホを持って来ましょう。

そうすれば、持ち込みのスマホでカナダのSIMを使ってスマホプランを組むことができます。

カナダ留学前にしておくべきこと

私がこれまで現地で出会った留学成功者たちは、皆自分で情報収集をして来たと言います。

ひと昔前はネットで留学の情報を集めることも簡単ではなかったようです。

近年は海外留学も随分と普及し、本当にたくさんの情報が溢れている時代です。

留学エージェント任せにして、言われたことをすべて鵜呑みするのではなく、渡航前から情報収集能力を鍛えておくと、現地でも充実した留学生活が送れると思います。

 

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