A Cup of Coffee

英語初心者の大人女子がフィリピン+カナダの2か国留学を得て、現地での仕事や日常生活を通して体験したことを書くブログ。

カナダワーホリ【仕事の見つけ方】

カナダで仕事は見つかる?どうやって見つける?

結論から言えば、「都市部に行けば見つかる」です。と言っても、自分の希望に合った仕事に就くには、ある程度の英語力があった方が有利と言えるでしょう。今回はカナダ(トロント)でワーホリの際にどのようにして仕事を見つけるか、又は実際に私がどのように見つけたかをお話ししていきたいと思います。大きく分けて3つの方法があると思います。順番に詳しく説明しています。

①ウェブサイトを利用する

現地の人向けの求人サイトだけでなく、現地の日本人向けの求人サイトもあり、人脈や英語力があまり無くてもトライしやすいのはこの方法だと思います。実際、私もこの方法で何件か面接を受け、トロントでの初めて仕事はこの方法で見つけました。初めはオンラインでコンタクトを取り、まだスタッフを募集している場合は、後日履歴書を持って面接に来るように言われました(雇用先によってはオンラインで履歴書を提出するところもあります)。雇用主から電話があり英語で日程の調整をしましたが、英語での電話対応に慣れていない当時の私にとっては、とてもハードルが高く、電話一本に相当なエネルギー消費していたのを覚えています。面接もとても緊張しましたが、私はアルバイト希望だったので、勤務が可能な時間や曜日、これまでの職歴や同じ分野での経験などの話が主な内容でした。

②履歴書を持って直接職場に行く

オンラインで仕事を探しながら、直接気になるお店に履歴書を持って行くこともできます。私も実際に近所の商店街に履歴書を配りました。日本では一般的ではないこの方法ですが、現地ではこうしてアルバイトを探すこともよくあるようです。従業員を募集しているお店などでは、入り口のドアに"Hiring"と書いた張り紙がしてあることもあるので狙い目です。もちろん張り紙がなくても聞いてみたら募集している場合もあるので、良さそうなところがあれば、勇気を出して入ってみるといいと思います。自分が勤務希望先を訪れた際に責任者が居ればラッキーですが、中には「今、マネージャーがいないから履歴書は渡しておくよ」と言ってくれる従業員もいます。そういった場合は、実際にその後マネージャーの手元に自分の履歴書が渡ったかどうかは不明になるので、「大丈夫です。また来ます。」と言って、マネージャーがいる時間を聞いて出直した方がいいと思います。また、お店の忙しい時間を避けた方が話を聞いてもらえますので、履歴書のドロップインの時間は考慮することをお勧めします。最初は緊張しますが次第に慣れてきて、お店の人とコミュニケーションが取れるだけでも英語の練習になると思えてきて、意外と楽しみながらできました。最終的に近所のカフェ計5-6件に行きましたが、ほとんどのお店は丁寧に対応してくれて有難かったです。日本に居たら絶対にしなかったことだと思うので、今ではとても貴重な体験です。

③友達や知り合いのツテで紹介してもらう

私は実際にこの方法で仕事を見つけたことはありませんが、幸運な友達の何人かはツテで仕事に就いていました。なかには、ツテで履歴書なしで採用された人もいました(笑)。現地でも「カナダはツテ社会だよ」とよく現地の友人からも聞きます。転職や引っ越し、または帰国などの理由で、新しい従業員募集のチャンスがある場合もあります。学校の友達やルームメイトなどと良好な関係を築き、自分が挑戦しようと思っていること、困っていることなどを共有しておくと、友人が助けになってくれることもあるかもしれません。

カナダでの仕事探しを経験して思うこと

 ここまで主な3つの方法を紹介してきましたが、どの方法を取るにしても、やはり英語力はあればあるほど仕事探しは楽です。現地サイトの求人情報を見てメールを送る、履歴書の作成と配布、雇用主との電話での会話など、仕事探しの時点で英語力はある程度必要になります。また、英語力がないと、自分が望む仕事に就けないという状況にもなり、英語力がない⇒日本語環境での仕事⇒英語力が伸びないという悪循環にもなり兼ねません。コミュニケーション力でカバーできる人なら多少英語力がなくても仕事が見つかるかもしれませんが、英語力なし+内向的だと難しいでしょう。私自身、コミュニケーション能力が高い方ではないので、英語力をある程度伸ばしてから仕事を探したのは正解だったと思います。また、仕事探しを通して自分を成長させる体験が得られると思うので、怖がらずに挑戦してみる価値は十分にあると思います。海外でチャレンジする皆さまの幸運と成功をお祈りしています。

 

f:id:lifeincanada:20191013165918j:plain