A Cup of Coffee

英語初心者の大人女子がフィリピン+カナダの2か国留学を得て、現地での仕事や日常生活を通して体験したことを書くブログ。

カナダ留学/ワーホリ【ホームステイについて】

カナダのホームステイってどんな感じ?

今回はカナダでのホームステイの体験についてお話ししたいと思います。

私はカナダのトロントで2.5か月間フィリピン系カナディアンの夫婦のお宅に滞在させてもらいました。

エージェントを通しての滞在費用は$830/月 (3食込み)+手配手数料$200でした。

自分の部屋があり、もう一人のブラジル人留学生とバスルーム、皆でキッチン+リビングルームをシェアするという環境でした。

夫婦は地下にある部屋とバスルームを使用しているようでした。

文化や価値観の違いで戸惑うこともありましたが、留学生を暖かく迎え入れてくれるとてもご夫婦でした。

ホームステイのメリット☆

現地到着直後のサポートが受けられる

私が感じたホームステイ最大のメリットは、現地に到着してすぐに頼れる人がいるということでした。

私のホストファミリーは、私が現地の生活にできるだけ早く慣れるようにサポートをしてくれました。

前にも書きましたが、学校までの行き方とバスの乗り方を教えてくれたり、銀行に行って口座開設の手伝いをしてくれたり、携帯会社に一緒に行ってくれたりしました。

全然知らない土地に行くと、初めはわからないことがたくさんありますが、ホストファミリーがそばに居てくれてとても助かりました。

これはホストファミリーの義務ではないので、私は幸運なケースだったと思います。

帰宅後も英語環境で生活できる

もう一つのメリットは、帰宅後も英語環境に居られるということです。

夫婦で会話をするときは彼らの第一言語タガログ語ですが、私たち留学生の前では英語で話すことを徹底してくれました。

多少のフィリピン訛りはありますが、毎日夜ご飯を食べながら今日の一日について話したり、聞いたりできました。

時間に余裕があるときはリビングで一緒に映画をみたり、一緒にショッピングモールや教会に連れてってもらったりして、とてもいい時間が過ごせました。

滞在する家庭によって、ほとんど家族と関わりがないという友達もいましたので、私は恵まれているなと思いました。

ホームステイのデメリット★

食事が合わない

一番私が辛かったのは食事でした。

朝はシリアルかトーストを自分で用意し、昼はサンドイッチか前の日の残り物を自分で詰めて学校に持って行っていました。

夜は皆で一緒に食べ、基本的にご飯とおかず1品か2品でした。

真ん中に大きいお皿で置かれるので、自分の欲しい分だけ取って食べるというスタイルでした。

もちろんホストマザーにはご飯を用意してくれることに感謝して食べるのですが、やはり育った国によって味付けは違うので、適応するのが難しかったです。

さらに、残りものを何日も掛けて食べるというのも私には抵抗がありました。

私は食後に食べるフルーツが一番好きでした(笑)。

私を含め周りのほとんどの友達がホームステイ先の食事には不満を持っているようでした。

ホームステイ先のルールが厳しすぎる

そして次に大変だったのが、ハウスルール。

シャワーの使用時間が夜は6-9時半、朝は6-7時で、10分以内に済ませるというもの。

私は普通にシャワーすると最低20分は掛かるので急いで済ませる必要がありました。

また、夜に友達と出かけたりすると、帰宅するころには9時は過ぎていて、寝る前にシャワーが使えないということもありました。

また、カナダの一般的な家はユニットバスなので、朝方一緒に住む留学生がシャワーを使っている間は、トイレや洗面台が使えなくて困ることがありました。

そして、現地に来て驚いたのは、カナダ人は基本的に洗濯は週に1回だということ。

日本で一人暮らしをしている時は、2-3日に1回は洗濯をしていたのでショックを受けました。

初めはこの家庭だけだと思い込んでいたのですが、後々それが一般的だということを知りました。

どうやら、トロントの電気・水道代は高く、現地の人たちは平日の夜か週末の安くなる時間帯を狙って洗濯をするそうです。

私の友達はトイレットペーパーの使用量を制限されていたらしく、ミシン目〇枚/回までのように言われたとと聞き気の毒に思いました。

このように滞在先の家庭によっては、私たちには馴染みがない生活上のルールがあるので、必ずしも快適とは言えないようです。

ホームステイで心掛けること!

家族の一員として積極的にコミュニケーションをとる

一緒に住み始めると、どうしても不満ばかりに目が行ってしまいがちですが、感謝の気持ちを忘れずに伝えるとこがホストファミリーと良好な関係を築く秘訣だと思いました。

家族の一員として滞在させてもらうこと、現地の家族の暮らしや文化を知ることが本来のホームステイの意義だと思うので、私たち学生はゲストといて振る舞うのではなく、積極的に家族のアクティビティーに参加したり、日々の家事のお手伝いをするのも大切だと思いました。

初めから長期契約しない:家族と仲良くなれば直接交渉も可!?

そして前回もお話しましたが、やはり相性があるので、初めから長期で契約しないことを強くお勧めします。

渡航前に1-2か月で契約しておいて、実際に住み始めて居心地が良ければ延長してもいいですし、合わなければ他の滞在先をその間に見つけてもいいと思います。

ホストファミリーの話では、エージェントが仲介をしているホストファミリーは私たちが支払う家賃すべてを受け取っているわけではないようです。

そのうちの何割かはエージェントへ行っているそうなのです。

私は最初の月はエージェントを通して支払いましたが、それ以降は直接そのファミリーと契約し、次の滞在先が決まるまで$600/月(日割り可)で滞在させてもらいました。

なんとその差$250!!

これもホストファミリーと良好な環境が築けていたからだと思います。

これから留学する方には、是非ホームステイをしてバックグラウンドの違う家族と生活するという体験をしてもらいらいと思います。

きっとたくさんの学びがあると思います。

 

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ホストファーザーのバースデー☆