A Cup of Coffee

英語初心者の大人女子がフィリピン+カナダの2か国留学を得て、現地での仕事や日常生活を通して体験したことを書くブログ。

フィリピン留学のこれが辛い!!

フィリピン留学留学の3つのデメリット★

前回、フィリピン留学のメリットについてお話しましたが、決して良いことばかりではないので、今回はデメリットについてお伝えしたいと思います。

治安が悪い

ご存知の通り、フィリピンは発展途上国です。盗難や窃盗などの犯罪は日常茶飯事です。

私たちは日本のような治安のいいところから行くわけですから、現地ではそのことを自覚し行動を改める必要があります。

普段生活をする学校の敷地内は比較的安全ですが、買い物や外食などで外へ出かける時は特に注意して対策をする必要がありました。

私が現地で気を付けるように言われたことは、①スマホを人込みで出さない。②レジでの支払い時、ATM使用時は、完全にお金を財布に入れるまでその場を離れない。③貴重品はチャックのある鞄に入れていつも目の届くところで管理するなどです。

また、タクシーやトライシクルなどでぼったくりに合う友達もいました。

現地のドライバーたちは、私たちが留学生で相場の交通費を知らないことをよくわかっていて、多めにお金をもらおうとするドライバーもいます。

予め、いくらくらいになるか確認して乗るようにしましょう。

インフラが整備されていない

生活環境も日本とは大きく異なります。

急に停電、断水したりしたことが何回かありました。

停電すると、WIFIが使えなくなるので、オンラインの辞書を使っていた私には勉強が中断されて不便でした。

また、フィリピン(場所にもよりますが)は一年の大半は暑いので、長時間エアコンが使えない時は、大型ショッピングセンターへ逃げ込むという手段を取ったりしていました。

そして、個人的な経験になりますが、現地で陥入爪を拗らせてそこから感染症を引き起こしてしまいました。

その際に、病院に行って処置を受けたのですが、その方法が日本で看護師として働く私には衝撃的だったので、思わず自分でやらせてほしいとお願いしました(笑)。

ここでは医療サービスの質の差も目の当たりにしました。

虫が多い

さすが熱帯性気候の国。

昆虫たちはとても快適そうに暮らしていますが、私は結構不快でした。

これは完全に人によりますが、虫が苦手な人は何度もギョッとする体験をすることになるでしょう。

とかハエなら私も許容範囲内ですが、とかゴキブリの巨大サイズと遭遇すると勉強どころではありませんでした。

私がギャーギャーと部屋で騒いでいるのをルームメイトに爆笑(バカに)されたのを今でも覚えています。

それでも行って良かったと思える訳

これらのデメリットを聞くと、行く気がなくなる人もいるかもしれませんので、フォローさせてください(笑)。

正直、到着してすぐは私も快適には暮らせませんでしたし、多くの人が何かしらの不便を感じると思います。

しかし、人間の適応能力ってすごいもので、次第に慣れていきますし、賢く切り抜ける方法を考えるようになります。

そして、私はこの時初めて発展途上国を訪れていたので、今までの日本での安全・便利・清潔な暮らしは日本の外に出れば当たり前ではないということを身をもって知らされました。

この気づきと体験は、私を強く逞しく成長させてくれ、その後の人生を大きく変えてくれたと思うので、あの時少し勇気を出してフィリピンに行って良かったなと思います。

フィリピンへ留学する前に知っておきたいこと:食中毒と海外医療保険

ここまでフィリピンでの生活環境が日本と随分違うことをお伝えしてきましたが、私がフィリピン留学を考えている人に最も注意してほしいことは、日本人留学生のなかで現地で体調が悪くなる人が結構な確率でいるということです。

私の経験上、とくに消化器系の調子が悪くなる人が多いように思います。

私のいた学校内には、ウォーターサーバーが何か所か設置されていて、水はそこから飲むように徹底していたのですが、私も授業が受けれないほど調子を崩すことがありました。

学校内の食事は安全に調理されていると思うので、おそらく外で食べたものかレストランで出たグラスの水にあたったのだと思いますが、同じ日に入学した留学生6人中5人は滞在中に1度は経験していました。

そのうちの1人は感染症が深刻化し入院しましたが、回復せずに帰国するという事態にまでなってしまいました。

ここで言えることは、海外旅行保険には入っておくべきだということです。

ところが、私は留学エージェントから紹介してもらった海外旅行保険に加入したことを後で後悔しました。

短期の留学であればクレジットカード付帯の海外旅行保険でもカバーされるのにもかかわらず、保険に高額な費用を使ってしまったからです。

これから留学される方は、お持ちのクレジットカードの海外旅行保険が適応されるか確認の上、検討されることをお勧めします。

 

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剥がした私の陥入爪と現地の病院のドクター